PRIMUS P-153 ウルトラバーナー

PRIMUS P-153 ウルトラバーナー

 プリムスのバーナー p-153ウルトラバーナー
 【結論】道具背負って歩く人はこれで間違い無し。
※極限まで軽くしたい方は、p-115で!

その前にこれまで使ってきたストーブのことを。

学生時代は灯油のラジウス(重)をパーティーで1台が当たりまえ。会津高校山岳部と北大歩く会時代は、まあ学生なんてエエ加減だからエバニューのポリタンに灯油入れて持ち運んでました(もちろんだめなんだけどね)。パッキン溶けてくるし。灯油臭い飯をよく食ったもんだ。アルコールのメタでプレヒートしなくちゃいけない。下手な奴がつけると赤い炎があがってテントの中が黒煙で充満するわ、ニードルで掃除しないとススがたまるわ、掃除しすぎると噴射穴が広がってよくないわで、まあ手間がかかるもんでした。でも好きだったけどね。

一人で行くときはキャンピングガスのコンパクトなやつ。五徳が全部ばらせてコンパクトでよかった。ただ、EPIとプリムスに押されてボンベ売ってるところが少なくなってきたのが多分20年前くらい。

自転車で旅するようになってからはピークワンのレギュラーガス用ストーブ。これはプレヒート無しで点火できてよかった(火柱が少々上がるから、雨でも点火は外で)。ガソリンスタンドさえあればどこでも燃料手に入るし。余談ですが、オーストラリアのチャリ旅中に会ったライダーは、現地の鉛入りのハイオク使うと炎色反応でキレイだよ、と言ってました。

時代は移り、、、いやあ軽くなったもんだコンパクトになったもんだ。驚きです。どれくらいコンパクトかというとで、同じくPrimusのコッヘル(今はクッカー、って言うのか?)とセットで

 

 

 

ボンベとストーブが収まります。
日帰りでもこれ一個はザックに必ず!です。

 

 

 

 

 

【使用に関する諸々】
■安定は悪い。だから、特にテント内での調理中は鍋を手で押さえながらが基本(テント内は禁止、ということになってますが、そりゃ無理だよ)。外でお湯沸かすくらいなら、まあいいか。風には決して強くないので、外ではいろいろ風よけを工夫。

■ボンベは夏でも冬季用を使ってます。値段そんなに変わらなくてハイパワーだから。30年前くらいにキャンピングガス使ってた頃からのクセです。

■電子式の着火装置がついていて便利なのですが、2300mとか超えると火花飛ばないことがあるので、必ずライターなどをセットで携行します(「カチッ、とやる式」じゃないやつね。意味ないよ)。100円ライターは行動中の濡れはもちろん、朝テント内で結露すると(テント内でむき出しで置いとくとほぼ必ず結露する)使えなくなるので、ジップロック、複数分散、寝るときはシュラフ内、などいろいろ工夫を。

そんなわけで山歩きにはこのストーブがおすすめなんですが、なんですが、自転車の旅とかにはピークワンのレギュラーガス用がいいなと改めて思いました。街でしかボンベ手に入らないからなあ。

それと、キャンプの人たちが使う立派なストーブ(コールマンとか?)のことは全く知らないです。
車に積むのはイワタニカセットコンロで決まりです。