「象に釘」 1回目

観に来てくれたかとうしゅうやくんと飯食いながら軽く飲んだ。
どうやら喜んでもらえたようでよかった。ほんとによかった。
今日の芝居のことをいろいろ指摘されて、いい気になったり、改めて整理したり。ありがたいことです。

思うんだが、ほんとうにわかりやすい本だ。わかりやすい、というのは俳優のやるべきことがはっきりしている、という意味だ。
客が観てわかりやすいかどうか、そんなことは知らないですよ。
だから、やってて難しくはない。
セリフは多いし複雑だから、その怖さはあるよ。よく間違えるし、昨日はスガノくんが見事に2ページほどすっ飛ばしてました。

難しくはない。だから、難しい。
禅問答じゃない。
相手を見て。語り。聞き。やるべきことをやって。
そういう当たり前のことをやったののち、で、なんだ?

面白くする?もっと面白くできる?なんかやる?やってしまう?やっちゃう?
うまくやる?何か表現する?

誠実にやってれば、必ず面白くはなる(やってて、ね)。
さあそれで?

で、思う。
ホンには全部、書いてある。それをやればよい。
明日も誠実にやりたいです。